2024.04.16

【これだけ押さえればOK】片付けのルール!最適な手順を公開します

物が溢れる住空間。なんとか片づけたいところですが、どこから始めたらよいのか迷うものです。台所か物置か、それともリビングかなどと考えているうちに、あっという間に時間だけが過ぎてしまうこともよくあります。
この記事では、何から始めればいいのかわからない方向けに「片づけの最適な手順と流れ」を解説します。

 

 

片づける順番はどこから始めるのが正解?

 

家全体を片づけることをゴールとする場合、挫折せずに完了させるためにも「どこから始めるか」は意外と大切なポイントとなります。
片づけや整理整頓が日頃から苦手な方は、これからご紹介する順番から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

そもそもなぜ苦手なのか?

 


それは多くの方が「物を捨てることに抵抗がある」ためです。
そこで、以下の順を追って片づけを進めていくことで物を捨てること(不要・必要の判断)に少しずつ慣れていくようにしていきましょう。

 

 

おすすめ!片づける順番


第1段階:冷蔵庫・洗面所
第2段階:玄関・リビング
第3段階:キッチン

片づける順番は、「簡単なところから始める」のが基本ルール。
最初は、冷蔵庫や洗面所から始めるのがおすすめです。
処分する判断がつきやすいものが多く、苦手な方でもスムーズに進みやすいでしょう。
簡単なところから始めれば悩まずにできるので、ぜひ実践してみてください。

 

 

場所ごとの「片づけの流れとコツ」

 


次は、先ほどご紹介した場所別で「片づけの流れやコツ」を解説します。

 

 

冷蔵庫


冷蔵庫を片づける時のルールは、①食材の種類ごとに分類する、②消費期限切れや忘れていた食材・飲み残しの飲料などを処分する、③収納ケースやジップロックなどを活用する、④冷蔵室~野菜室~冷凍室の順番で進める、の4つです。

 

 

片づけの流れとコツ

 

  1. 冷蔵庫にある食材を全て出し、不要な食材を処分した後、庫内を掃除します。
  2. 「調味料」「飲み物類」「保存食品」「肉・魚類」などグループ分けします。
  3. 冷蔵庫内で置き場所を決めから戻します。この際、調味料のような細かい物は取っ手付き収納ケースなどを活用するのもおすすめです。
  4. 同じ段取りで野菜室や冷凍室も進めます。

 

 

洗面所

 

洗面所を片づける時のルールは、①古くなった物やしばらく使っていない物は処分する、②残す物を決めたら、グループごとに収納スペースを決める、③使用頻度が多い物は手が届きやすい場所にする、の3つです。

 

 

片づけの流れとコツ

 

  1. 使い済みの歯ブラシ、使用期限の過ぎた歯磨き粉、古くなったスキンケア類などは処分します。
  2. 収納されている物を出して、「家族の歯磨き用品」「コンタクト用品」「スキンケアグッズ類」などに分類します。
  3. 全員が毎日使う物は、一番取り出しやすい場所に収納します。
  4. その他の物は、使用頻度に応じて収納します。

 

 

玄関


玄関は家族の履き物以外にも、子どもの外遊び用玩具、傘や雨具類、スポーツグッズ等、ゴチャゴチャしがちです。
玄関を片づける時のルールは、①家族の靴はシーズンごとに入れ替える、②シューズボックスの棚は誰が使うか固定する、③その他の物は収納場所を決める、の3つです。

 

 

片づけの流れとコツ

 

  1. サイズアウトした靴や長年履いていない靴などは処分します。
  2. 家族の靴はシーズンごとに2~4足など、具体的に数を決めて入れ替えるようにし、使わない靴はシューズボックスの上段にしまうようにします。
  3. シューズボックスでは、家族がどのスペースを使うかを決め、自分の場所に収納できる範囲にするようにします。
  4. 子どもの玩具、雨具類、スポーツグッズなどは、玄関の空いているスペースの中で置き場所を固定するようにします。

 

 

リビング


リビングは家族みんなが集まるだけに、気づけば物が増えがちな場所でもあります。
リビングを片づけるルールは、①家族それぞれの私物は自分のスペースや部屋に持っていくこと、②使う物の近くに収納場所を決める、の2つです。

 

 

片づけの流れとコツ

 

  1. 家族の私物はなるべくそれぞれの部屋に片づけてもらうようにします。リビングの場合、これをしっかり行うだけでもかなり片づくでしょう。
  2. リビングに元々置かれている物については、「テレビ・オーディオ関連はテレビボードの収納」、「雑誌・書籍は本棚」など、それぞれの収納場所にしまいます。

 

 

キッチン


キッチンを片づけるルールは、①頻繁に使う物は取り出しやすい場所へ収納する、②パントリーの食材は種類ごとに分類する、③消費期限ごとに置き場所を工夫する、④使わない調理器具や食器類は処分する、の4つです。

 

 

片づけの流れとコツ

 

  1. 不要になった鍋やフライパン、食器類は処分します。
  2. 食器類を全て出した後、「よく使う物」「時々使う物」「正月やイベントなどで使う物」に分類し、使用頻度の高い順に取り出しやすい場所に収納します。
  3. パントリーの保存食材を全て出して、消費期限が過ぎている物を処分します。
  4. 同じ種類ごとに分類した後、「消費期限が迫っている物・短い物」は手前に、「消費期限の長い物」は奥へ収納します。

 

 

 

まとめ


片づけを成功させるためには、「簡単な場所から取り組んでいく」ことが大切です。
ご自身にとってもやる気が出やすく、目に見えて家中が綺麗になっていくので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

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