2024.08.23
粗大ゴミの基本的な分別を紹介!分別に迷うものの処分方法は?
自宅にある大きな家具や使わない物などを処分したい時、明らかに粗大ゴミだとわかる物もありますが、「これは何ゴミ?」と迷うことはありませんか?中には不燃ゴミと粗大ゴミの区別が難しい物もあるので、お困りになるという声もよく聞かれます。
本記事では、粗大ゴミの分別を解説するとともに、それでも迷う物の処分方法もあわせてご紹介します。
粗大ゴミについて
よく「不燃ゴミと粗大ゴミの違いがわかりにくいので、教えてほしい」と問い合わせをいただくことがあります。まずは粗大ゴミの定義から確認していきましょう。
粗大ゴミの定義
粗大ゴミとは、不燃ゴミでは回収できないような「大きいサイズのゴミ」のことです。
その定義は各自治体によって定められていますが、おおむね「一辺の長さが30cm以上の金属、プラスチック、木材」「一辺の長さが30cm以上の家電、寝具、電化製品」といった目安があります。
回収を依頼する方法は、各自治自体の清掃事務所等に電話で申し込むほか、インターネットでも受付が可能となっています。(※詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせしてください。)
粗大ゴミは解体や切り刻んでも粗大ゴミのまま?
時々、「粗大ゴミも細かく裁断や解体すれば、不燃ゴミや可燃ゴミとして出せるのでは?」というご質問をいただくことがあります。
しかし、分類上「粗大ゴミ」に該当する品目の物は、たとえ30cm以下にしても粗大ゴミとしてしか出すことができないので注意しましょう。
粗大ゴミの対象になる物
粗大ゴミとして回収可能な物は以下となります。(※ここでは一般的な物を挙げていますが、各自治体によっても多少異なります。実際に粗大ゴミとして出せるかどうかは、お住まいの自治体に確認してください)
【粗大ゴミの対象物】
タンス、食器棚、本棚など(家具類)
イス、ソファー、オッドマンなど(家具類)
学習机、テーブル、コタツなど(家具類)
布団、毛布など(寝具類)
ベビーベッド、バウンサー、ベビーチェアなど
自転車、三輪車、一輪車など
サーフボード、ゴルフクラブなど(スポーツ用品)
キーボード、電子ピアノ、ギターなど(楽器類)
石油ストーブ、石油ファンヒーター、電気ファンヒーターなど(電化製品)
粗大ゴミに出せる?出せない?注意が必要な物とは
家庭で出る大型のゴミの中には、粗大ゴミのように思える物であったとしても対象にならない物や出し方に注意を要する物があります。ここではよく迷うといわれる物を6つご紹介します。
① 家電リサイクル対象4品目
家電リサイクル法の対象である「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・乾燥機」「テレビ」は、粗大ゴミの対象外となっています。
家電リサイクル法の対象物は、購入した家電販売店に引き取りを依頼するか、もしくは不用品回収業者に依頼しましょう。
② スプリングマットレスは粗大ゴミとして出せるが、一部の自治体では分解が必要
スプリングマットレスは粗大ゴミとして出せる自治体も多いですが、一部の自治体では「適正処分困難物」に指定され、そのまま出せないところもあります。その場合は分解してスプリングを取り出さなくてはならないため手間がかかります。
お住まいの自治体が該当する場合は、そのまま回収してもらえる不用品回収業者に依頼しましょう。
③ 石油ストーブ等は灯油を抜いてから
石油ストーブを粗大ゴミとして出す時は、タンクに燃料が残っていないかを確認し、もし残っていたら給油ポンプで必ず抜き取ります。
灯油は粗大ゴミに出すことはできないので、ガソリンスタンド、自動車整備工場、灯油の購入先等に引き取りを依頼するか、もしくは不用品回収業者に依頼しましょう。
④ 廃タイヤは粗大ゴミNG
ゴムやワイヤーなどの素材を使用しているタイヤは、自治体での廃棄処分が困難であることが多く、環境省が「適正処理困難物」に指定しています。そのため、多くの自治体では粗大ゴミとして回収していません。(※一部の自治体では有料で回収しているところもあります)
廃タイヤは、タイヤ販売店やカー用品店、ガソリンスタンド、カーディーラー、整備工場などで処分するか、もしくは不用品回収業者に依頼しましょう。
⑤ 自動車を粗大ゴミに出す前に防犯登録を解除する
自転車を粗大ゴミに出す時は、警視庁に登録した防犯登録の解除手続きを必ず行ってから出すようにしましょう。まだ使えそうな状態であれば、リユースを検討するのも一つです。その際も防犯登録の解除を忘れずに行います。
万が一手続きをせず人に譲ると、所有者と使用者が異なるために盗難自転車と疑われることもあります。
⑥ 古い消火器は粗大ゴミではなく「引き取りサービス」で
古くなった消火器は、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物広域認定制度の対象となっているため、粗大ゴミでは回収できません。
「消火器リサイクル推進センター」が消火器の処分と再資源化を行っているので、こちらの引き取りサービスを利用するか、消化器の販売事業者に回収を依頼しましょう。
まとめ
粗大ゴミは見た目の印象だけでは判断できない物も多くあり、また処分するための手間暇と時間もかかるため、ひと苦労します。
足立区・葛飾区で粗大ゴミの処分が忙しくてなかなかできない方、遠方で粗大ゴミの処分が進まずお困りの方は、ぜひ「不用品回収カモミール」にお任せください。
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